「どうやったらたくさん仕事がもらえるようになるか」という悩みは、多くのwebライターさんが抱えているのではないでしょうか。
「ライティングスキルを磨こう」「資格を取ろう」と考えるのが、おそらく一般的だと思いますが、テクニックや経歴とまったく関係ないところでも仕事は増やせると知っていましたか?
今回は、ライティングスキル以外で、仕事をとりやすくするポイントをまとめました。
1.メールの返信が早い

メールの返信スピードはライターさんによって本当に様々です。1時間程度で返信をくれる方もいれば、2~3日返信がない方もいます。
メールはできるだけ早く返した方が仕事はとりやすくなります。
「そんな当たり前のこと?」と思うかもしれませんが、実はとても大事なことなんです。
これは、返信タイミングが早いことで、発注者がその後のスケジュールを立てやすくなるためです。
例えば、あなたが記事を納品した後、いつ次の依頼が来るかわからない状態だと、スケジュールが立てられないですよね?
発注する側もそれと同じで、ライターさん側からの連絡のタイミングがつかめないと、案件をどう進めて良いかスケジュールが立てにくくなってしまうんです。
ただ、「とにかくすぐに返信」というのは現実的に難しいこともあると思います。
そういった場合は、「決まった時間なら必ず連絡がつく」という状態にしておくのがおすすめです。
クライアントに連絡が付く時間帯をあらかじめ伝えておき、一日の内に一度だけでもいいので、必ずメールの受信BOXを確認する癖をつけましょう。
2.断る理由が明確

長くライターをしていると、「書きたくない案件」や「書けない案件」も出てくると思います。
ただ、発注者も「どのライターさんに書いてもらうのが一番良いか」「このライターさんに依頼する時にどう伝えれば良いか」と、時間を掛けて考えてから連絡しています。
そのため、依頼を断る場合には、明確な理由を伝えるようにしましょう。理由があれば、発注側も「あ、このジャンルはダメなんだ」と次回以降避けられるようになります。
逆に理由が曖昧だと「また断られてしまうかもしれない」と連絡しにくくなってしまうので、「相手が納得できる理由」を用意するようにしましょう。
3.「できるようにするには」から考える

・「ここの書き方がわからないので教えてほしいです」
・「ここの書き方が分からないので書けません」
上記2つは、似たような意味なのに聞こえ方が全く違います。前者は案件を受けることがベースになっていますが、後者は断ることがベースになっていますね。
これは仕事に限った話ではありませんが、前者で答えた方が印象が前向きになり「頑張ります」感が出ます。
「●●だからできない」は「●●になればできる」と変換して伝えるようにしましょう。「できるようにするために何が必要か」を伝え、受ける意思があることをアピールすることが大切です。
補足
「自分のポリシー上、本当に受ける気がない場合もできるだけ受けた方がいい」ということではありません。
そういう場合ははっきり依頼を断った方が良いですし、それで心象が悪くなることもありません。自分のポリシーを発注サイドに伝えることは大切なことです。 |
4.納期を落とさない・積極的に前倒し納品

納期を守るというのは、お仕事をするにあたって最も大切なことのひとつです。もし事情があって納期に遅れてしまうのであれば、それが分かった時点で事前連絡を入れるようにしましょう。
事前連絡なしの納期落としは、ライターさんにとっても不利益になる可能性があります。
業者としては、もともとそのライターさんが納品してくれた後に発注しようと思っていた案件も、制作期間の関係で発注できなくなってしまうかもしれません。
とは言え、納期の遵守はなかなかできていない人も多く、なかには納期を落とす癖がついてしまっているライターさんもいます。もし確実に納期通り納品できるようになれば、それだけでアドバンテージですよ。
もし余裕があるようであれば、今度は前倒し納品に取り組んでみましょう。「早く納品できる=制作できる件数が増えている」ということですので、さらに多くの案件の引き合いが来るかもしれませんよ!
まとめ
いかがでしたか?webライターをする上で、ライティングスキルはもちろん必要です。しかし、普段のやり取りでの対応も同じくらい大切なのです。
クライアントとより良い取引ができるように、お互いのことを思いやりながらお仕事をしていきたいですね。
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