webライターに役立つ資格はコレ!ライティング技能資格についても解説

「webライターになるのに資格って必要なの? 」と疑問に思う方も多いかもしれませんね。結論から言ってしまえばwebライターになるのに資格は必要ありません。

ただ、「この資格を持っていると有利になる可能性が高い」という資格はあります。また、昨今webライティングの技能資格も出てきているようです。今回はwebライターと資格について解説していきます。

・もっていると有利になりやすい資格3選
・「医療」「不動産」「マネー」に需要がある理由
・2つのwebライティング技能資格
・webライティングの技能資格ってぶっちゃけ役に立つの?

 

もっていると有利になりやすい資格3選

ここでいう「有利」とは以下2つのことです。

・専門家限定の案件を引き受けられる
・付加価値をつけられるので単価が上がりやすい

記事作成会社のスタッフとして、いろいろなクライアントとやり取りをしていると、「○○の資格をもっている人はいますか?」とよく聞かれます。名前が挙がることが多かった資格は以下のとおりです。

※需要があるのは取得難易度が高い資格がほとんどなので、「webライター業のためにこれから取る」というのは、専門ライターを目指す以外ではかなり非効率的だと思います。「すでにもっているなら役に立つ」という意味合いで読んでいただければ幸いです。

ファイナンシャル・プランナー

ファイナンシャル・プランナー(以下FP)は、お金の専門家です。不動産や保険、税金をはじめとした、「暮らしに関わるお金」を専門分野として、相談者に的確なアドバイスをします。

FPの資格は仕組みが少しややこしいのですが、簡単に難易度順に並べると大体以下のようになっています。


FP技能士の資格はずっと有効、AFPとCFPは更新が必要です。2級FP技能士以上の資格を持っていれば、ライティング案件に活かせる可能性も高くなります。

FPについてもっと知りたい方はこちらをどうぞ。

日本FP協会ホームページ
https://www.jafp.or.jp/aim/fpshikaku/kind/

宅地建物取引士

宅地建物取引士(宅建)も国家資格のひとつです。不動産取引を専門分野として、売買や貸し借りを公正に行うための説明、書類への押印などを主な仕事としています。不動産会社は従業員の数に応じて、相当数の宅地建物取引士を設置しなければならないと決められている、とても重要なポジションです。

不動産関係は特に法律が複雑で、専門家の意見が必要になることが多々あります。そのためライティング案件でも、資格保有者が必要とされるという具合です。

ちなみに、BOOOONの体験談を執筆してくれた宮島ムーさんは、自身のブログで、仕事につながった資格の1位に宅建を挙げています。

お金になった資格ベスト5を紹介します!|シカクメモ
http://shikaku.muumemo.com/shikaku-money-best3

宅建についてもっと知りたい方はこちらをどうぞ。
http://www.retio.or.jp/

医師・看護師

医師・看護師どちらも国家資格で、医療を専門分野にしています。医療分野の専門家は、一時期のキュレーションメディア問題から、一気に需要が増えました。現在でも執筆や監修の依頼は頻繁に来ています。

「転職するまでのつなぎとしてライティングをしたい」「フリーランスになりたい」という人にとっては、とても大きなアドバンテージになるはずです。

ちなみに、著名なライターである「朽木誠一郎」さんは医学部出身で、医療分野のメディア運営に関して大きな影響力を持っています。

↑朽木誠一郎さんは「ぱくたそ」でフリー素材モデルもされています

医師免許、看護師免許に関しての詳細はこちらをどうぞ。

医師国家試験の施行について|厚生労働省ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/ishi/

看護師国家試験の施行|厚生労働省ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/kangoshi/

「医療」「不動産」「マネー」に需要がある理由

「医療」「不動産」「マネー」この3つに関する資格に需要があることをご紹介しましたが、なぜこれらに需要が集まっているのでしょうか?実はこれ、Googleの「検索品質評価ガイドライン」にある「YMYL」「E-A-T」に理由が書いてあります。

すごい難しそうですが、簡単に説明するのでご安心を。今回正規の日本語のソースが見つからなかったため、海外SEO情報ブログから引用させていただきます。

YMYLとは

YMYLは、「Your Money or Your Life」の略です。詳細には以下のように書かれています。

PQ(Page Quality: ページ品質)が特に重要なページもあります。このようなページをYour Money or Your Life(お金や生活) 、YMYLと呼びます。YMYLは、現在あるいは将来の幸福や健康的な生活(身体的、経済的、安全性など)に大きな影響を与える可能性があるページです。YMYLページは、信頼できるサイトに掲載されるべきで、そのコンテンツは高度な専門性と権威とともに作られていなければなりません。

Google検索品質評価ガイドラインで新たに追加された“YMYL”とは|海外SEO情報ブログ
https://www.suzukikenichi.com/blog/ymyl-on-general-guidelines-v4/

E-A-Tとは

E-A-Tは以下3つの頭文字をとったものです。
Expertise(専門性)
Authoritativeness(権威性)
Trustworthiness(信頼性)

詳細は以下のように書かれています。

•質が高い医学的な助言は、適切な医学的専門知識や認証評価を持った人や組織から出てくるべきです。質が高い医学的な助言や情報は、専門的な書式で書かれていたり作られていたりするべきだし、定期的に編集や見直し、更新がなされるべきです。

•質が高い、お金に関する助言や法律に関する助言、税金に関する助言などは専門的な情報源に由来するべきだし、きちんとした状態に保たれ更新されているべきです。

•住宅のリフォーム(数千ドルかかることがある)や育児・子育て(家族の将来の幸福に影響しうる)のようなことに関する助言もまた、ユーザーが信頼できる「専門的」な情報源に由来するべきです。

•写真やギターの弾き方を習うといった趣味に関するページにも専門知識は求められます。

Googleの検索品質評価ガイドラインが大幅改定、高品質サイトに求められるのは「E-A-T」|海外SEO情報ブログ
https://www.suzukikenichi.com/blog/e-a-t/

E-A-TとYMYLから分かること

Googleは、「お金」「法律」「医学」などに関して、特に「専門的な情報源に由来するべきだ」と言っています。不動産、医療、マネーなど、webライティングに需要があるジャンルとかなり近いですね。

メディアを運営する場合、多くの人に読んでもらうためにはGoogleに評価してもらう必要があり、Googleに評価してもらうためには信頼度の高い情報を提供する必要があり、信頼度の高い情報を提供するには専門家の力が必要になります。

基本的にはどのジャンルでもこれと同じなのですが、簡単に言ってしまいえば「お金」「法律」「医学」は取り分け求められる信頼度の基準が高い、ということなんです。

資格の需要が多い「不動産」「医療」「マネー」というジャンルは、どれも法律や命がかかわる分野です。したがって、情報の信頼度に関する基準も高くなり、専門家の力が必要になりやすい、ということなんですね。

また、ガイドラインを見ていると、「保育士」「税理士」「会計士」「建築士」などの資格にも需要がありそうです。

「webライティングに関係ないし…」と思って、取引先に自分のもっている資格を伝えていなかった方も、今後は積極的に発信してみてください。

既に仕事をしている会社から、「その資格を持っているならこれもやってみない?」といったように、思わぬ案件が舞いこんでくるかもしれませんよ。

ちなみに、資格は関係ありませんが、「育児経験のある女性に依頼したい」という案件も、何度か依頼が来ています。極端に言えば「経験や経歴は、全部プラスに働く可能性がある」と覚えておくといいかもしれませんね。

2つのwebライティング技能資格

冒頭でも触れたとおり、現在ではwebライティングの技能資格があるようです。2つあったのでご紹介します。

WEBライティング能力検定|一般社団法人 日本WEBライティング協会

http://xn--web-pi4be7e0holjd5279abzjl89cqqd.com/

日本WEBライティング協会が2012年から実施している検定です。1級~3級までありますが、全て問題は同じで、得点ごとに級が割り当てられるようになっています。

試験は2~3ヵ月に一度開催されており、取得から2年間有効です。試験合格者は、日本WEBライティング協会から優先的に案件を回してもらえるとのこと。

WEBライティング技能検定|一般社団法人 日本クラウドソーシング検定協会

https://crowd-kentei.or.jp/about_test/about_web_writing_proficiency_exam/

日本クラウドソーシング検定協会が2015年から実施している検定試験です。約1カ月に1回のペースで開催されています。

級分けなどはなく、合格すると「WEBライティング実務士」として大手クラウドソーシング各社から色々な特典が受けられるようです。特典に関してはこちらから確認できます。

合格者特典
https://crowd-kentei.or.jp/about_test/benefits/

また、試験が開かれるごとに、問題の総評をしています。どんな問題が出ていてどのように評価されているか、あらかじめ確認してみると良いでしょう。

本試験の総評
https://crowd-kentei.or.jp/general_comment/

webライティングの技能資格ってぶっちゃけ役に立つの?

現状実績が全くない状態で、「仕事を獲得するための足掛かりが欲しい」「場数を踏みたい」と思っている方は、webライティングの技能資格を持っていることでクライアントの目に留まりやすくなるかもしれません。商業文の基礎を覚えるいい機会にもなるでしょう。

ただし、まだできて間もない資格なので、「この資格を持っているからライターとしてのレベルが高い」と、クライアントから簡単に認めてもらえるものではありませんし、資格よりも実績の方が重要視されることも多いと思います。

実際に資格を取得したことで報酬が上がった人もいるようですが、試験を受ける場合も「ないよりはあった方がいい」程度の温度感で臨むのが良いかと思います。

まとめ

今回は、webライターに役立つ資格と、技能資格を紹介しました。冒頭でもお話ししたとおり、本来webライターに資格は必要のないものです。

さまざまなジャンルの情報を扱うwebライターを目指すなら、資格取得の勉強をするより、web業界の動向を学んだり、ひたすら記事を執筆するほうがスキルを磨くのには有効です。

ただ、周りとの差別化を考えた時、資格があなたを後押ししてくれるかもしれません。また、資格は持っていなくても、自分の強みを発信することは常に心掛けていきたいですね。

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