読みやすい文章への第一歩!誤字脱字を減らすための対策

webライティングで「質を上げたい」と思っている人は、まず誤字脱字を減らすことに取り組んでみてはいかがでしょうか。
「誤字脱字が全くない」と「良い記事」はイコールではありませんが、ない方が良いのは当然ですよね。

もっとも、初稿で誤字脱字をゼロにするのは熟練のライターさんでも至難の業です。ゼロにするというよりは、パッと見で分かる誤字脱字がないように仕上げることが大切ですよ!

今回は、誤字脱字が起きやすい状況と対策をご紹介します。

同音異義語がある場合

同音異義語がある単語は、変換する際にミスが起きやすく、最も誤字につながりやすいもののひとつです。スペースキーを押したときに、同音異義語に変換されていないかしっかり確認するようにしましょう。

また、単語の意味自体を間違って覚えているケースもあります。よく使うものは、細かな意味を把握しておきましょう。なかでもミスが多い単語をご紹介します。

意外・以外

意外⇒思っていない
以外⇒対象を除いたその他

・彼は意外に執念深い男だ。
・私の言葉に対して彼は意外な反応を見せた。
・この案件の担当は彼女以外に考えられない
・今出ている以外の案を考える

答える・応える

答える⇒回答や返事をすること
応える⇒相手のアクションに対して反応すること、応じること

・質問に答える
答えを聞いてから思い出す
・観衆の要望に応える
・電話取材に応える

 

期間・器官・機関

期間⇒2つ以上の時点の間の時間
器官⇒体を構成し特定の働きをするパーツ
機関⇒仕組みや仕掛け、または組織

・いまは我慢の期間
期間限定の募集に応募する
・血液を体全体に運ぶ器官
・栄養を吸収するための器官
・公的な機関がとったデータ
・永久機関が完成する

 

機械・機会

機械⇒メカ
機会⇒チャンスやタイミング

機械を操作する
・精密機械
・有名人に合う機会があった
・セミナーに参加する機会をもらった

 

異動・移動

異動⇒勤務地や役職が変わること
移動⇒位置が動くこと

 ・この春から支社へ異動になった
・人事異動が行われた
・花瓶の位置を移動した
・新幹線を使って移動した

 

消化・消火

消化⇒食べ物の栄養を吸収できる状態にする体の働き、理解して自分のものにすること、処理すること
消火⇒火を消すこと

消化の良い食べ物
・まだ自分の中で消化しきれていない
消化試合
消火活動が行われる

 

採る・撮る・取る・摂る・執る

採る⇒採取すること、採用すること
撮る⇒写真や動画を撮影すること
取る⇒手に持つこと、場所や時間を使うこと など
摂る⇒栄養を体内に取り込むこと、食べること、摂取すること
執る⇒手に持つこと、態度や姿勢を選んでその状態を維持すること

・新入社員を採る
・消去法を採る
・写真を撮る
・手に取るようにわかる
・場所を取る
・ビタミンを摂る
・水分を摂る
・筆を執る
・無礼な態度を執る

 

同じアルファベットが連続する場合


ローマ字打ちで同じアルファベットが2回以上連続する言葉は、打つ回数を間違えやすいため、誤字脱字につながります。

○お願いいたします
(onegaiitasimasu)×お願たします
(onegaitasimasu)

 

「おねがい」と打った時に「お願」と変換されてしまうことがあるため、変換ミスとなることも多い言葉です。

○なんなんだ
(nannnannda)×なんあんだ
(nannanda)

「n」は「ん」と「な行」両方に使うため、連続で出現することが多いアルファベットです。自分の思った通りの日本語になっているか確認してみましょう。

文章を編集した場合

書いた文章を読みなおして編集する機会は多いと思います。その時に、元の文字の消し忘れがよく起こります。

「私はは
「私もは
「私はが

などはよく起こるミスです。このミスをしていた場合、ワード上であれば波線が表示されるため気付きやすいでしょう。

現在エクセル上で文章を入力している人は、ワードで執筆してエクセルに貼り替えるというスタイルに変更してみてください。

ミスを抑えるため

手軽にミスを減らしたいなら、ワードの校正機能を使うのがおすすめです。


図1

図1:まず左上にあるファイルボタンを押し、赤枠でくくった「wordのオプション」ボタンを押します。


図2

図2:オプションの設定画面が開かれるので、「文章校正」を選択します。

 


図3

図3:「wordのスペルチェックと文章校正」欄の上から4つ※にチェックを入れます。

※「入力時にスペルチェックを行う」「文脈に応じたスペルチェックを行う」「自動文章校正」「文章校正とスペルチェックを一緒に行う」の4つ

その後「文書のスタイル」の横にある「設定」ボタンを押すと、詳細設定画面が開かれるので、「入力ミス」「同音語誤り」を「多め」に設定しましょう。


図4

図4:さらに、詳細設定を下にスクロールすると「表記の揺れ」という項目が現れるので、この項目は全てチェックを入れます。

最後に「OK」を押せば設定完了です。

 


図5

図5:設定すると、このように誤った日本語を波線で指摘してくれるようになります。


図6

図6:間違えている理由が分かっていれば問題ありませんが、分からない場合はメニューバーの「校閲」を押し、一番左に出てくる「スペルチェックと文章校正」を選択してみてください。

 


図7

図7:ファイル内から誤字脱字の疑いがある部分を抜き出し、何が間違えているのかを教えてくれます。

 

なお、ワード以外にも無料で使えるツールなどがあります。

ただ、web上に情報が流出してしまう可能性があるためオススメしません。使用する場合は、十分に注意しましょう。

最後は目視チェックを

機械的に検出できるツールは、実際のところそれほど精度は高くありません。もちろんあからさまに間違えている場合には有効ですが、万全を期すなら必ず目視チェックを通しましょう。

軽くでも読み返してみると、誤字脱字はもちろん、書いているときには気付かなかったおかしな文脈に気付けるはずです。目視チェックは、全体的な記事品質を上げるために重要な工程だと覚えておきましょう。

もし時間に余裕があれば、書いてから一日寝かせて読んでみるのをオススメします。

書いた直後に読むと細かいミスを見落としがちですが、一日経って読んでみると「なんでこんなにミスしているんだろう」と気付くことがありますし、「ここの表現分かりにくいな」と思うこともあります。

一日寝かせることで、自分が書いた記事を客観的に読めるようになるんです。これは経験豊富なライターさんでも同じなので、ぜひ試してみてください。

まとめ

誤字脱字が起こりやすいケースとその対処法をご紹介しました。冒頭でも説明した通り、誤字脱字を完全になくすことは非常に難しいです。

ただ、ケアレスミスだらけの文章より、誤字脱字が少ない文章の方が気持ちいいですよね!
文章力アップの第一歩として、誤字脱字の少ない文章を目指してください。

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